2016年9月28日水曜日

しごと研究会夏祭り編

知多半島圏域障害児等療育支援事業
「今年も中高生本人向け『しごと研究会夏祭り編』を行いました!」

 昨年度に引き続き、中高生向けに「しごと研究会夏祭り編(全2回)」を実施いたしました。目的はひかりのさとの「夏祭り」のしごとを体験することです。1回目は7/30(土)に知多地域障害者生活支援センターらいふで実施し、6名の参加がありました。しごと研究会夏祭り編1回目の内容はメンバーの自己紹介、知多地域就業・生活支援センターワークの安井氏から「しごとってなに?」の講演、夏祭りのしごと役割決め、コンビニで働いている人の観察と買い物でした。家庭でもなく、学校でもなく、いつもと違う場所と人でちょっと楽しいことを一緒に経験できたことはメンバーにとって、貴重な経験になったかと思います。


 8/20(土)にひかりのさとの「夏祭り」がありました。『しごと研究会夏祭り編2回目』はメンバーが夏祭りの模擬店のしごと体験でした。
 しごとをするお店は金魚すくい、みたらし団子、かき氷の三店舗でした。



 金魚すくいは二人のメンバーがしごとを体験。職員やボランティアさんと二人組になり、金魚をすくう「ポイ」とお椀をお客さんへ渡し、お金をもらうしごとでした。



 みたらし団子は大忙し!一人のメンバーがしごとを体験。メンバーのしごとは焼いた団子をタレにつけて、職員へその団子を渡すという流れがある作業でした。




 かき氷でもみたらし団子同様、すごいお客さんの行列ができました。二人のメンバーがかき氷のしごとを体験。職員がお客さんにシロップの味を聞き、「聞いた味のシロップを氷にかける」→「ストローを刺し、お客さんに渡す」という流れでした。


メンバーは夏祭りの準備も含め、二時間半の労働を終えてしごと体験を終了しました。しごと内容はそれぞれでしたが、しごとの流れを把握し、一生懸命働き、しごとを任され、良い意味での責任を感じ、しごとを楽しんでいる様子が見られたかと思います。

 参加されたメンバーのご家族のご協力もあり、しごとが終わった後にメンバーは、給与を受け取りました。給与は働いた対価です。それぞれが好きなものを買ったかと思います。それも含めて「しごと」につながることを感じていただけたらと思います。

 次回のしごと研究会は『バザー編』として実施します。今後もしごと研究会は継続していきたいと考えています。しごとを研究したい人達は是非ご参加ください!

(らいふ 植田 哲志)

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